高血圧情報館

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仮面高血圧・逆白衣高血圧

病院や健診での血圧は正常なのに、それ以外の時間帯の血圧が高いことがあります。逆白衣高血圧とも呼ばれる仮面高血圧です。仮面高血圧(逆白衣高血圧)なのに、気づかないまま腎臓・心臓・脳血管を障害して、心筋梗塞・脳梗塞・腎臓疾患のリスクを高めているかもしれません。

病院での検査や健康診断の結果で、尿検査でたんぱく値が高い腎臓疾患・心電図で心肥大や不整脈・眼底検査で眼底に異常が認められる場合は、仮面高血圧の可能性があります。仮面高血圧を放置するのは危険です。仮面高血圧には、早朝高血圧・夜間高血圧・職場高血圧があります。
最も注意すべきは早朝高血圧といわれています。一度早朝血圧を測ってみてはいかがでしょう。

正常な血圧の変動(日内変動)では、睡眠時の血圧は昼の血圧よりも10~20%下がります。夜間睡眠時の血圧が十分に下がらない夜間高血圧では早朝も高いまま推移することが多く脳卒中のリスクが高まるだけでなく、日中の認知度が低下して行動や頭脳の働きが不活発になるとの報告もあります。

職場高血圧にも注意が必要です。職場高血圧で最高血圧(上の血圧)が130-139mmHg(=正常高値、高血圧は140mmHg以上)の範囲であっても、放っておくと真の高血圧になるといわれています。正常高値であっても生活療法が望まれます。生活習慣を見直して、過剰なエネルギー摂取を慎み肥満を避け、栄養の過不足のない食生活をし、適度な運動をしましょう。勿論、禁煙です。内臓脂肪や肥満が原因で高血圧と糖尿病が同時発生的に起こるともいわれています。

仮面高血圧とメタボリックシンドロームは深い関係にあるといえます。メタボリックシンドロームとは、肥満・高血糖・高中性脂肪血症・低HDLコレステロール血症・高血圧などの危険因子が絡み合っています。早朝や職場での血圧が高いならば病院を受診することをおすすめします。

仮面高血圧の治療は、家庭血圧を基準にした治療になり、血圧コントロールに用いる降圧剤は長い時間効果が持続する薬になるようです。高血圧の合併症を予防しましょう。

 - 高血圧の原因特徴

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