高血圧情報館

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高血圧と腎臓病

高血圧と腎臓病は密接な関係にあります。腎性高血圧は腎臓の病気が原因で高血圧になる二次性高血圧で、二次性高血圧のおよそ75%を占めるといわれています。腎性高血圧は腎臓の病気が引き起こす高血圧で、慢性腎不全の原因として糖尿病や慢性糸球体腎炎が先ず挙げられ、どちらの病気も高血圧を合併することが多い病気です。二次性高血圧は本態性高血圧に比べて軽症の段階で自覚症状が現れやすいといわれています。気になるような症状があるならば、病院を受診することをおすすめします。

高血圧による腎硬化症もあります。腎臓病がなくても、長い間の高血圧による糸球体高血圧で糸球体硬化(腎臓の細動脈の動脈硬化)が起こること、尿蛋白が生じて尿細管を障害し、炎症による繊維化も加わって腎硬化症に至るとされています。更に進行すると腎臓の働きである老廃物の排出や水分調整ができなくなって、高血圧自体も憎悪するという悪循環に陥り慢性腎不全になってしまうことさえあります。

悪性高血圧を併発した腎性高血圧では、早期に適切な治療がなされないと数年後に腎不全になるリスクが高くなります。

腎性高血圧の種類と症状

腎性高血圧は腎実質性高血圧と腎血管性高血圧に大別されます。腎性高血圧の症状としては、高血圧に伴う血尿・たんぱく尿・頭痛・むくみ・貧血などが現れることがあります。

 腎実質性高血圧

腎実質性高血圧とは、腎臓の糸球体や尿細管などの機能低下によって起こる高血圧です。腎実質性高血圧の原因になる病気としては糸球体腎炎や糖尿病性腎症などがあり、高血圧を合併することが多いです。腎臓の糸球体は廃絶すると再生しませんから、糸球体の障害は腎臓にとっては致命的です。

 腎血管性高血圧

腎血管性高血圧とは、腎動脈狭窄によって起こる高血圧です。腎血管性高血圧の原因になる病気としては、腎動脈硬化症・大動脈炎症候群・腎梗塞などがあります。

腎臓の働き

  • 体内の水分量を調節します。
  • 体内の老廃物や薬剤や毒素などの外来物質を尿に排泄します。
  • 血液中の電解質を調整します。
  • 血液を弱アルカリ性に保ちます。
  • 赤血球をつくるホルモンを分泌します。
  • ビタミンDを活性化してカルシウム吸収を助けて骨を丈夫にします。
  • 血圧の調整をします。

 - 高血圧の合併症

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