高血圧情報館

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高齢者の高血圧の診断基準

高齢者の高血圧の診断基準は一般成人と同じく140/90mmHgですが、この値が直ちに降圧治療の対象とはならないようです。また、高齢者の高血圧診断にあたっては、高齢者の高血圧では動揺性が著しいため、日を変えて繰り返し血圧を測定して常に高いことを確認する必要がありますし、起立性低血圧の頻度が多くなるため座位血圧だけでなく立位血圧(起立後3分以内の血圧)の測定が重要になります。
このように高齢者の高血圧の特徴である動揺性や白衣高血圧・早朝血圧上昇・仮面高血圧などの判定に24時間自由行動下血圧測定(ABPM)が有用ですが、1日に数回測定する家庭血圧も有用とされています。

一般成人の高血圧のように、高齢者の高血圧の診断基準に基づく降圧治療の開始時期はあまり厳密ではないようです。高齢者では血圧が高めのほうが生命予後がよいこともあります。
高齢者は個体差が特に大きいため、暦年齢にとらわれないで、個々人の症状や合併症などの病態に応じた対応や治療計画が必要といわれています。

 - 高血圧症の診断

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